2013年3月
Support.#005 とことん!セミクローズで表現!
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さてさて、オープン外構とクローズ外構のピックアップの次は、近年では主流となっているセミクローズ外構をいよいよピックアップして参りましょう。 セミクローズ外構に関しても「人から見える所を重視し、見えないところはリーズナブルに」という基本的な概念はオープン外構やクローズ外構と変わりありません。 しかしセミクローズ外構は、オープン外構とクローズ外構のデメリットを抑えつつも良い所取りのスタイルであるだけに、「オープンとクローズのバランス」がエクステリア計画の上で重要ですじゃ。 |
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こちらのエクステリアは、エントランスのフェンスを添え建てる程度にして、限られた敷地の中で開放的な空間を駐車スペースとして割くあたりに、オープン寄りで考えられたセミクローズ外構です。 しかも道路と私有地の境界にフェンスを造るのではなく、フェンス前に南国風の植栽をしている演出が実に心憎い。 セミクローズタイプのエクステリアとしては模範的なスタイルになっております。 |
こちらのエクステリアは、道路と私有地の境界から大きく後方に下げてフェンスが囲われていることでエントランスにゆったりとした空間を造ったクローズ寄りのセミクローズ外構ですね。 エントランス前にアプローチとしてコンクリートの平板を貼って、尚且つ2台も自宅前で駐車可能なスペースなどでオープンの良さである開放感を作り、侵入を防ぐための遮断はしっかりされており、オープンとクローズの融合的なスタイルではなく役割が分担されたセミクローズといえます。 |
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こちらのエクステリアは、建物正面のフェンスを意図的に取り外してガーデニングスペースがフェンスとして代用されており、オープンとクローズのバランスが実に均整がなされておりますね。 |
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【セミクローズ外構のエクステリア計画の中でチェックすべきポイント】 CHECK.1 機能性とデザイン性 セミクローズ外構の注意すべき点は、どれだけ最少の空間内に的確な遮蔽物を置くことが出来るかです! これによって開放感や駐車スペース、植栽スペースなど敷地内の機能性が異なってまいります。 CHECK.2 防犯対策 クローズと違って開放的空間を造っている以上、敷地内の侵入を許してしまいますので、オープン外構同様にフェンスの高さなど考えた計画が必要です。 CHECK.3 明確な境界 こちらもオープン外構と同様ですね。 セミクローズ外構の中には、エントランスに開放感を生む出すために境界にフェンスを置くのでなく、建物側に引き下げる施工計画もあります。 道路と私有地の敷地内の境界を線引きする必要があるでしょう。 |
貴方のエクステリアにこんなアイテム如何でしょうか?(セミクローズ外構編)
セミクローズ外構をお考えの皆様や既に施工を行っている皆様。 敷地内の侵入を防ぐ上で、私有地と道路の明確な境界を造るために、エントランス前の空間にアプローチとなるタイル貼りなど如何でしょうか? |
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【コンクリート平板】 ◆タイプ:1種類(無地・模様無し) ◆色:コンクリート色 ◆厚さ:3cm,5cm,6cm ベーシックな普及型平板ですので、モダン・洋風・ナチュラルとどのセミクローズ外構にも雰囲気として調和出来ます。 メリハリある境界作りには、優れたコストパフォーマンスを実現する事ができます。 |
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【ベルギーブリックタイルベルド・ブロンズフラット】 ◆商品番号:TEB-5011 ◆サイズ:約210×50×22mm ◆m2枚数:約69枚 ◆カラー:ブロンズ ◆重量:15kg 本物の積みレンガをスライスしたベルギー産のブリックタイルです。 植栽との組み合わせ次第で、さらにセミクローズ外構の機能性とデザイン性が表現出来ること間違いありません。 |
▼エクステリア・デザイン例も随時更新しておりますので、是非にお見逃しなく。
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Support.#004 とことん!クローズでこだわる
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オープン外構は、『Support.#003 とことん!オープン外構だ!』にて「見せ方」と「オープン外構にあたっての施工工夫」、「チェックポイント」などをピックアップ致しました。 今回はオープン外構とは対照的なクローズ外構のみをピックアップして参りたいと思います。 「人から見える所を重視し、見えないところはリーズナブルに!」というエクステリアの基本的な概念は変わりません。 しかしオープン外構と異なり、外からの視界をさえぎるクローズ外構の施工をお考えの施工主様は、何と言っても「フェンスに個性やこだわり」が必要なのであります。 |
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こちらのエクステリアは、見ての通り高いフェンスのエントランス。 オープン外構と比べましても、割高になってしまうクローズ外構の中でシンプルに黒ベースのフェンス以外をカットした門まわりが逆にシンプルなデザイン性と統一感を生んでいる点にご予算を考慮された上でのこだわりをお持ちのようです。 人から見える所を重視したシンプルデザインと「フェンスのこだわり」が兼ね備わっているクローズ外構ですね。 |
こちらのエクステリアもやはり個性的なフェンスであるのが目につきます。 しかもフェンスをレンガ積やブロック積などではなく、角度を変えた門柱を並び揃えてフェンスにしております。 それによりクローズ外構の難点である閉鎖的なフェンスに光と風の通しを保ったフェンスにしているところが、非常に考え抜かれてますね。 こんなデザインを創造し魅せることが出来るのも、クローズ外構ならではの醍醐味です。 |
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こちらは皆様のご近所にもよくお見かけするクローズ外構かも知れませんが、表札や照明に門扉など外部設置物にひとつのポイントがみられます。 建物との調和を考えた上でオーソドックスなブロック積のフェンスではありますが、やはり人から見える所には最大限の工夫されている。 これでも正解です。そこまで何度もエクステリアは変えられませんが、ファッションのように要所要所にデザイン性があるだけで全体のイメージは変わるのです。 |
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【クローズ外構のエクステリア計画でチェックすべきポイント】 CHECK.1 閉鎖的になりすぎない打開策 やはりクローズ外構は外からの視界を遮断してしまう為に、閉鎖的な空間となり光や風の抜けが難点ですので、建物内部への通しを考慮した施工計画をオススメします。 CHECK.2 庭や駐車スペースなどフェンス内部の空間確保 当たり前のことですが、外からご覧になる分にはクローズ外構は美しく個性的です。 しかし施工前と施工後では、建物内や駐車スペースからの印象は下手をすると圧迫感を感じてしまうことになりかねませんので、十分な空間確保のご配慮を。 CHECK.3 全ての完成形を考えた計画 やはりクローズ外構は予算がかかりますので、「ここまでは今回施工して、後の計画はまた考える」といった計画では取り返しのつかない後悔をしかねません。 意外と、こんなお客様が沢山おられます。 デザイン・計画・見積もりなど、先に全ての完成形のもので頂き、徐々にご予算に都合がつく時に計画を少しずつ進行させ整えていくことが大切です。 |
貴方のエクステリアに、こんなアイテムは如何でしょうか?(クローズ外構編)
クローズ外構のお客様方の中には、「ウチはフェンスよりも、門扉重視」という方も沢山おられます。
当社ホームページでもオススメしております『プレミエス門扉』でしたら、デザイン性はもちろんながら防犯性に加え、どんなクローズ外構にも調和しご満足頂けます!
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▼エクステリア・デザイン例も随時更新しておりますので、是非にお見逃しなく。
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Support.#003 とことん!オープン外構だ!
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さてさて先日、『Support.#002 オープン外構か、クローズ外構か、それとも・・・』で外構の3タイプのメリットとデメリットをお伝えしてきました。 今回は、オープン外構のみに絞ってピックアップして参りたいと思います。 |
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こちらのエクステリアは塀自体を思い切って取り除き、ポストと照明のみを置く事でエントランスを確立。その分、建物に合わせたタイルを敷くことで調和を創り上げております。 またアクセント代わりの緑も雰囲気を損なわず、広々としていても落着きのある空間を実現しておりますね。 まさに「人から見える所を重視して、見えないところはリーズナブルに!」の典型的をシンプルさで表現したエクステリアと言えるでしょう。 |
こちらのエクステリアは、建物につながったポールが目隠しの役割も行いながらも、おしゃれで広さを確保したオープン外構に仕上げておりますね。
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こちらのエクステリアも塀は取り外し、広い庭スペースに重視してアプローチや緑を意識した空間を創り上げております。 これだけ広さのあるお庭の場合、『Support.#002 オープン外構か、クローズ外構か、それとも・・・』でもお伝えいたしましたが、人の侵入やペットの糞尿などでご近所トラブル等が発生する可能性もありますので、重要視するべきポイントは『防犯』になりますね。 |
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【オープン外構のエクステリア計画でチェックすべきポイント】 CHECK.1 防犯対策 不審者の存在を気づきやすいオープン外構。例えば、エントランスから自宅扉を一直線にせず、リビングからエントランスを覗ける作りにする。 CHECK.2 明確な境界 オープン外構であると、塀が低かったり撤廃したり何かと両隣との境界が不明確になってしまいますので線引きを意識したプランが必要です。 CHECK.3 環境造り オープン外構の場合はクローズ外構と違って、ただ駐車スペースに結局落ち着いてしまったりしてしまいます。それでは味気がありませんので建物に合ったカスタマイズを施工完了後も考えられる工夫を施しましょう。 |
貴方のエクステリアに、こんなアイテムは如何でしょうか?(オープン外構編)
既にオープン外構のエクステリアを施工した方やこれからお考えの方 門まわりの塀、エントランス、植栽だけでなく、視認性や防犯を意識したこちらのアイテムなど如何でしょうか? |
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【ポーチライト(白熱灯)】 ■品番: LW86179A ■シリーズ名:Lanter ■合計ワット数: 白熱灯19W ■ランプワット数: 25形ミニクリプトン電球(クリア)1灯(110V用) ■本体サイズ: 幅134・高206・出しろ171・重1kg オープン外構にとって照明はいくつあっても多すぎという事は決してありません。 ご家族が不在時の夜、内部に侵入しやすいオープン外構は外からも容易く内部は確認できず建物内の電気が付いていないことで不在であることが外部で解ってしまいます。今はセンサー付きもありますので防犯のお役立てに。(※写真の商品はセンサー付ではありません) |
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【スプリンクラー】 ■360℃散水 ■材質:黄銅 ■注意:取付時、配管内にゴミや砂が入らないように注意が必要です。 広いお庭で芝を育成しているなどの場合には、スプリンクラーが便利です。 また野良犬などの侵入の際に追い払う(?)など、変わった使い方をしているお客さまもいらっしゃるそうです。 |
▼エクステリア・デザイン例も随時更新しておりますので、是非にお見逃しなく。
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Support.#002 オープン外構か、クローズ外構か、それとも・・・
エクステリアの計画を立てる際に、誰もが悩むと思われること。
それは『オープン外構』にするのか、『クローズ外構』にするのかが殆どかもしれません。
「オープン外構のエクステリアにしたけれど、結局のところクローズ外構でもう1度施工した」なんていう方々もいらっしゃるのではないでしょうか?
当社ホームページの施工例でも、「オープンエクステリア」,「クローズエクステリア」,「セミクローズエクステリア」と3タイプを分けて表記しておりますが(こちらからご覧になれます。)その違いやメリットとデメリット。
そしてご覧になっている皆様のお宅には、どのエクステリアが合っているのかを今回ご紹介したいと思います。
【オープン外構】 門扉やフェンスの代わりに樹木や花などの植栽にして自宅で暮らしている方のみならずご近所の方々などの目も楽しませ、割合塀などの高さも開放的なエントランス。 そして来客用にも対応できるように駐車スペースを広く確保しているお宅も、オープン外構では少なくありません。 建物の洋風化に伴った欧米的な外構スタイル。 |
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★オープン外構のメリット&デメリット
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【オープン外構のメリット】 ・クローズ外構に比べると、塀を囲うスペースなども少なく施工のコストが安い。 ・警察のデータによれば、開放的で外からも不穏な動きがあれば分かりやすいので防犯対策になっている。 ・エントランスが広くスペースとしてとっているので、御来客の駐車スペースも確保可能。 【オープン外構のデメリット】 ・簡単に庭まわりを侵入されやすく、子供のボール遊びや野良犬のフンなどのトラブルが起きやすい。 ・建物内での生活模様などを外から覗けてしまうケースも考えられる為、プライバシー問題が考えられる。 【こういったお宅向き】 住宅密集地のお宅よりも、自然環境に富んだ立地のお宅ならデメリットも最小限に抑えられます。 |
【クローズ外構】 凝った塀や堅牢の門扉を設けて外部からの建物内の様子を遮断し、自宅敷地の内外を明確に分け隔てたスタイルで施主様がフェンスや門扉などの独自性やデザイン性を追求したエントランス。 また照明やカメラなど敷地内部に電子的な工夫を凝らすなどもクローズ外構デザインに多いかもしれません。 一時代の日本の洋風建築のベーシックとなっていた外構スタイルと言えます。 |
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★クローズ外構のメリット&デメリット
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【クローズ外構のメリット】 ・塀などによって外部から建物内部を見ることは出来ない為、プライバシーはかなり守られる。 ・物件としての値打ちが凝った外構などによって高くなるケースもある。 ・閉鎖的ではあるが、安易な侵入を防げる。 【クローズ外構のデメリット】 ・閉鎖的なために庭まわりをガーデニングなど行う自由空間が少ない。 ・施工費用が高くなり易く(場合によりますが)敷居が高い面もある。 【こういったお宅向き】 住宅街や住宅密集地など人との接触が多いお宅の場合、トラブル回避がしやすい外構になってくれます。 |
【セミクローズ外構】 オープンとクローズの外構によるデメリットを抑えながらも、メリットは活かされている折衷型なのがセミクローズ外構。 門まわりを広くして開放的な空間を作りながらも、建物内部のプライバシーは遮断していることで両方のタイプを兼ねている為、自然的な立地のお宅でも住宅が密集したお宅のどちらにも向いた外構とも言えます。 その為、最近日本では、このセミクローズ外構が主流になっております。 しかし贅沢に両方の利点を活かしておりますが、「オープン」と「クローズ」両方の大きな利点も半減してしまうのも兼用型ならではということもお忘れなく。 |
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「エクステリアの計画を考えているのだけど、私の家はどちらが向いているのだろう?」 そんなご相談やご質問でも・施工も当社ではメール・お電話などで受け付けております。 どうぞご遠慮なく、お問い合わせくださいませ。 |
▼エクステリア・デザイン例も随時更新しておりますので、是非にお見逃しなく。
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Support.#001 大人は大人の間接照明!20代とは際限幅が違います。
主庭のポイントアクセントに石柱内部に照明を設置した間接照明。 |
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こちらはエントランスの階段にLEDを仕込んだ間接照明。 |
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でも、LEDは電気代が安くなっても照明自体がまだまだ値段が高い・・・。
しかしエクステリア業界にLED照明を利用した外構デザインや新商品が必ず多く取り上げられて「照明ブーム」がやってきます。
2014年の4月から消費税が5%から8%に増税することだし、税金が上がる前に早めに行ってみるのも、また賢いのかもしれませんね♪
エクステリアにおける間接照明のご相談・施工も、当社で行っておりますのでご遠慮なくお電話をお待ちしております。
▼エクステリア・デザイン例も随時更新しておりますので、是非にお見逃しなく。
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